日本のお葬式には、様々な方法があるように思われます。近年は、従来のお葬式のほかにも、様々な方法がプラスされて、ドンドン増えているように思われます。その葬儀の一つとしまして、合同葬といった行われ方があります。
主に社葬のことを表すことのようです。この合同葬とは、一般の方が行う葬儀ではなく、企業が創設者の方や、社長、重役など、企業の中でも、トップに立たれていらっしゃった方や、何らかの功績を残された方を、企業側が敬意を称して行う方法になるようです。
また、大きな災害や、災難などで、大勢の方たちが命をなくされた場合などにも行われるようです。一般の葬儀では、賄いきれないほどの弔問の人のことを考え、合同葬の方法をとることがあるようです。そして、その後、遺族は遺族で、お葬式をされることになる場合もあるようです。
合同葬は、故人の関係する会社と遺族が行うものをよく見ます。社葬とは違い、故人側もその費用を持つため、喪主側として尊重されるので、立場的にも配慮されており良い形だと考えられています。しかし、故人が亡くなった後の葬儀までが、一般的な個人葬よりも、準備が慌しく大変です。
会社関係者と個人的参列者が混在しますので、葬儀の運営自体も細心の注意と配慮が必要です。抜かりなく、恙無く行うためには、準備に関わる会社関係者と葬儀社スタッフの連携が非常に重要です。合同葬は通常の社葬費用を抑えることができるため、今まで社葬に踏みきれなかった中小企業が、遺族と合同で葬式をしたいと希望するケースも増えています。
しかし、社葬よりも特殊で気遣いの必要なものであるため、当日の動きが滞る可能性があります。実績のある業者に依頼することが大切です。